無条件の愛ってよく言うけど、そもそも愛とは無条件なのだ。
これは主人と出会って5日目、付き合い出した日の話です。
(30歳まで独身で結婚に焦った時期のことや、
主人と出会って4ヶ月と2週間で結婚した話は別の機会に!)
主人には、出会った日から積極的なアプローチを受け、
押し切られるような感じで付き合い出しました。
その、付き合い出した当日に、
「いつ結婚したい?」と聞かれました。
いきなり結婚のこと、それも、
その時期まで、聞かれたのにビックリして、
「何で? お互いまだ良く知らないのに、
何で結婚の話を?」と聞き返しました。
主人は、そろそろ結婚したくて相手を探していたこと、
私が運命の相手だという直感があること、
それに「愛しているから」だと言います。
私は、「私のことをまだ良く知らないのに、
何で愛してるって言えるの?」
「私のどこが好きなの?」という、
カップルの間で良くある質問をしました。
定番?の「全部好き」とかいう答えが返ってくるのかと思いきや、
主人の答えは、私の考えの範疇を超えていました。
「理由なんて無い」
それを聞いた瞬間、スコーンと、腑に落ちた、
というか、大きな気付きがありました。
愛に理由なんて無いんだ、と。
ドラマやマンガで見た恋愛の話、
今まで付き合った彼氏たち…
誰かを好きになったり好かれたりするのには、
理由があると思い込んでいました。
優しいから、かっこいいから、仕事ができるから…
でも、愛ってそうじゃないんだ、
その人の能力や外見、性質がどう変わったって、
その人そのもの、その魂を愛してるってことなんだ、と。
無条件の愛って言うけど、そもそも愛に条件は無いのだと。
主人の言葉を聞いた瞬間、「この人だったんだ」と確信し、何故か涙が出ました。
そして、主人との結婚を決めました。